伊勢海老の水揚げ量が一番多い都道府県はどこなの? 前年2位の千葉県の順位は?

千葉県で多くの水揚げがある伊勢海老!

やはり伊勢海老と聞いて真っ先に思いつくのは三重県だと思いますが、実は千葉県でも相当な量の水揚げがあるんです!

「水揚げ量は千葉県が日本で一番多い!」だとか、「日本一は三重県に決まってるだろっ!!」

そんな私も千葉県が一番多いと思っているのですが、今回正確なデータを元にどこが一番なのかハッキリさせていこうと思います!

「どこが1位だってどうでもいいや~!」と思ってらっしゃる方が8割位を占めると思いますが、そんなこと言わないで一緒に付き合って下さいよ~(笑)

※2023年2月現時点で最新の2021年度データを追記致しました

 

 

千葉県ブランド水産物認定品に認定の伊勢海老

まあまず言っておきたいのですが、伊勢海老の水揚げ量がどこが一番多いかを知りたい人なんて、相当な変人ですよね(笑)

この記事に辿り着いてしまったアナタも変人として私が認定させて頂きます(笑)

でも縁起物として重宝されている伊勢海老ですから、どこが一番の水揚げ量を誇るか知りたいと思っても、何ら不思議な事ではありません(いやっ、多分不思議です 笑)

まあそんな小さなことは置いておき、内輪だけで盛り上がっていきましょうよ(笑)

そんな伊勢海老ですが、千葉県では「千葉県ブランド水産物認定商品」に認定されているってことは知っていましたか?

千葉県ブランド水産物認定品とは……

何となく認定されている水産物は凄いんだろうなぁ~、なんてイメージは出来ると思うのですが、ちょっとご紹介させて頂きます!

千葉のさかなの認知度を高め、広く県内外にアピールするために、平成18年6月に「千葉ブランド水産物認定制度」を創設しました。

優良な県産水産物を認定し、重点的にPRすることで、千葉のさかなの消費拡大及びイメージアップを図り、千葉県水産業の振興と観光立県千葉の推進を目指します。

平成31年3月現在、29品目が認定されています。

引用:千葉県庁HP

まあ要は千葉県として有名にしていきたい海産物をこれに認定しますよ~! って、話しですね♪

これにちゃんと伊勢海老も認定されているのです!!

引用:千葉県庁HP

伊勢海老の他に、金目鯛・アワビ・タコ・ハマグリなんかも認定されていますね!

この認定品ですが、海産物の仕事にちょこっと携わっている私ですら、あまり詳しくは知らないので、多分普通の千葉県民は絶対に知らないと思いますが(笑)

伊勢海老は千葉県庁としてもアピールしていきたい海産物だってことだけ知って頂けたらと思います♪

千葉県内の主な水揚げ産地

千葉県としても存在感を打ち出していきたい伊勢海老ですが、千葉県であればどこでも水揚げがあるって言うワケではありません。具体的に見て行きましょう!

ここでちょっと問題ですが、「伊勢海老は海の中でも砂場と岩場、どちらに住んでいるのでしょうか?」

チッ、チッ、チッ、チーンッ♪

答えは、そうです! 岩場です!(いやー、ここまで薄っぺらい問題も中々ないもんですよね~笑)

そして大体なんですが、千葉県の海はこんな感じになっています!

千葉県の外房のちょうど真ん中あたりから、北と南で砂場と岩場に分かれているんです!

なので赤い丸で囲った辺りでしか伊勢海老の水揚げはありません。内房の南側でも多少は水揚げがありますが、大半は赤い部分での水揚げとなります!

赤い丸で囲った部分には、勝浦・鴨川・館山などそこそこ名前を聞いたことのあると思われる地名があるのですが、その中でも一番多く伊勢海老が水揚げされるのは大原と呼ばれる港なのです!

夷隅東部漁業協同組合

一般的には「大原」と呼ばれる港なのですが、正式名称は夷隅東部漁業協同組合と呼ばれる場所が一番多く伊勢海老が水揚げされるのです!

ここの大原の沖には器械根と呼ばれる、岩礁郡があるんです! って、言ってもあんまり意味が分からないと思いますので、HPから抜粋してみます!

器械根とは、大原漁港から10数キロ沖に広がる水深20m前後の岩礁群であり、
その広さは、およそ東京ドーム約2800個分あります。
分かりやすく言うと、いすみ市と同等くらいの大きさです。
名前の由来は、器械潜水と呼ばれる漁法で
明治時代から行われていたアワビ漁からです。

器械根付近では、ちょうど北上する暖流の黒潮と南下する寒流の親潮が
ぶつかり合う所であるため、良好な漁場が形成され、多種多様な魚介類が
生息しております。

引用:夷隅東部漁業協同組合HP

この説明で伝わりましたかね? 私はちょっと気になった点があるんですよね。。。

「分かりやすく言うと、いすみ市と同等くらいの大きさです。」

へっ??

いやー、全然分かりやすくなってなーい!!

全国の皆様方、私達千葉県民を温かい目で見守って下さい(笑)

まあ要は器械根は凄い所ってことです(笑)

そしてこの港で水揚げされる伊勢海老は「伊勢海」として商標登録をして、ブランド化を計っていっています!

言わずもがな、浸透してませんが(笑)

この大原港では毎週日曜日に朝市をやっているので、近いうちに潜入してみようと思います♪

でもこの大原港を筆頭に、勝浦、鴨川、千倉、白浜等々でたくさんの伊勢海老の水揚げがあるんです!

 

全国の伊勢海老の水揚げ量発表

千葉県の伊勢海老事情はこんなところで……

では早速全国の伊勢海老の水揚げ量を発表していきたいと思います! 私もワクワクしておりますよ~♪

今回は農林水産省が毎年発表しているデータを元にまとめていきたいと思います!

農林水産省HP

2023年3月現在、正確なデータとして公表されているのが、2021年度までとなっております。

ちょっと古いのですが、このデータでも最新となりますのでお許し下さい……

では2020年度まで悔しい2位が続いていた千葉県ですが、今年こそはやってくれるハズ……結果はどうなったのでしょうか?

出典:農林水産省発表データから筆者が作成

ヒャッホー♪

千葉県が221トンで1位! ここ数年ずーっと負けていた三重県に勝つことが出来ました!

私は嬉しいですよ……(涙)

2020年まで千葉県4勝・三重県10勝と完全に負け越していた難敵を相手についに1位奪還に成功しました!

出典:農林水産省発表データから筆者が作成

前年と比較したデータですが、三重県は数量を落とし、千葉県は数量を増やしての完勝とも言える結果でございますわね♪

昨年の発表時には「千葉県が2位のワケがない!」とばかり、何年も遡ってみるもののいつまでたっても2位ばかり……

今年はもうそんな恥ずかしい行動を取らずに喜びだけに浸れそうです(久々に1位を取って完全に調子にノるやつ 笑)

ここ10年以上TOP3は三重県・千葉県・和歌山県だったのですが、壮絶な戦いを振り返ってみましょう♪

出典:農林水産省発表データから筆者が作成

こちらは正確なデータがある直近15年のものになりますが、千葉県が三重県に勝利するのは2013年ぶりになりますね♪

まだまだ負け越しが続いておりますが……

15戦で5勝10敗

この15年間を合計してみますと……

千葉県 3,202トン! 三重県 3,629トン!

まだまだ差はありますが、この8年ぶりの1勝は大きな前進となりますね♪

そして過去なんてどうでもいいんですよ!

【2021年の伊勢海老水揚げ量日本一は千葉県!!】と結果は紛れもない事実♪

今後も三重県に勝って行けるよう皆さんで頑張っていきましょう~♪(ネット超しでも伝わります……皆さんとの温度感 笑)

 

まとめ

  • 伊勢海老は千葉県内でブランド水産物に認定されている
  • 千葉県の中でも外房の大原・勝浦・鴨川などで伊勢海老の水揚げがある
  • 最新データの2021年では伊勢海老水揚げ量日本一は千葉県に決定♪
  • 直近15年の三重県との闘いは15戦、5勝10敗
  • 千葉県が一番凄いんじゃ~(今年だけは調子に乗らせて~♪)

 

いかがでしたでしょうか?

最新データである2021年の伊勢海老の水揚げ量は見事千葉県が1位に返り咲きました♪

前年のこのまとめ部分に……

まあ今のところチャンピオンの座は三重県に譲っておきますが、2021年・2022年は多分千葉県が1位に輝いていることでしょう♪(グラフを見る限りかなり険しい道のり) 今後も三重県さんとは伊勢海老を愛する者どおし、いいライバル関係を続けていければと思います♪

こんなことを書いていましたが、やれば出来る子の千葉県♪

なんかホントに嬉しい気持ちで一杯でございます!

来年もテンション高く素晴らしい報告をしたいなぁ~なんて思っています♪

 

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