アワビの捌き方・食べ方、お刺身などのオススメレシピもご紹介します!
テレビでよく見る高級食材のアワビ!
コリッコリの食感は一度は味わってみたいものですよね~!
しかしいざ手元に届いてみると……捌き方以前に食べ方すらもわからない。
そんな方も多くいらっしゃると思います。
今回はアワビの捌き方・食べ方、オススメのレシピもご紹介させて頂きますので是非最後までお付き合いお願い致します。
アワビ
アワビの食べ方などをご紹介する前にまずは簡単なアワビの情報をお伝えしていきましょう!
アワビは世界全体に生息しており、その種類はおよそ80種類程度いると言われています。
日本だけを見ても10種類ほどおり、一概にアワビと言っても色々な種類がいるんですよね!
そんな日本に生息しているアワビの中でも、一般的なものはこちらの4種類になります。
- 黒アワビ
- 赤アワビ(メガイ)
- マダカアワビ(マタ)
- エゾアワビ
ここ千葉県でもエゾアワビの除く黒アワビ・赤アワビ・マダカアワビの水揚げがあります!
もう10年以上前になると思いますが、私が1kgを超える特大のアワビを持っている写真を見つけました。
もう手のひらにも収まらない程の大きなアワビですね。
ってか、画質も悪ければサイズも小せ~(笑)
テクノロジーの進歩を感じさせてくれますね♪(謎のポジティブ思考)
ちょっと探したら綺麗な画像が残っていましたが、やはり比較の携帯が時代を感じさせてくれますね(笑)
この黒アワビとか赤アワビとかマダカアワビとかは千葉県でも年々水揚げが減ってきており、もうミシュランの星付きのお店とかでしか提供できない価格になっています。
なのでここ最近でアワビと言いますと、韓国産の養殖のエゾアワビが主流になってきていると思います。
お寿司屋さんや旅館などで出てくる「アワビの踊り焼き」なんかは大体がこの養殖エゾアワビと言っていいと思います。
アワビの捌き方
では本題の食べ方・捌き方に進んでいきましょう!
今回は先ほどお伝えしました養殖のエゾアワビでいきたいと思います!
こちらは1個100gもないエゾアワビですが、これよりもう少し小さい70-80g程度の物が一般的になりますかね?
まずは貝から身を剥がしていきます!
貝剥き専用の道具もあるのですが、あまり使うものでもないと思いますので、代用としてスプーンを使用していきます!
アワビの身と殻の間にスプーンを差し込み貝柱をそぎ落としていきます。
見えやすいように手の上に乗せていますが、かなりの力が必要になりますので、必ずまな板などの平らなものの上で作業を行うようにして下さい!
またアワビの殻の表面にはフジツボなどの貝が付いていたりして、手を切ってしまう可能性があります。
ですので、作業をする際は軍手などを着用して行うようにして下さい!
そうしますとこんな感じに身と殻を分けることが出来ます。
補足としまして……
青丸の部分に貝柱がくっ付いていますので、この部分をスプーンで落としていきます。
コツとしましては、瞬間的に力を込めてスプーンの先で切ると言うよりは「押す」と言ったイメージですかね?
またスプーンを入れる方向としては、赤矢印の方向からになります。
ちょうどこの部分のみ平な形状になっているので、スプーンが入りやすいのでこちらから入れていきましょう!
身の表面のヌメリが気になるようでしたら塩を付けてタワシなどでこすり、ヌメリをとります。
実際は取っても取らなくても、特に変わりはないのですが、私は面倒なのでそのまま食べちゃいます(笑)
次は身と肝の部分を分けていきます。
上記写真の赤い丸で囲った部分が貝柱になりますが、その周りに薄い膜状のものと肝が付いていますので、手で引っ張り剥がしていきます。
これを剥がしますと、こんな感じで貝柱が綺麗に見えてきますね!
ちなみに余談ですが……こちらのアワビの肝は緑色ですが、緑色のものはメスになります!
オスのアワビは白と言いますか、クリーム色っぽい色をしていますので、アワビはこの肝の部分でオス・メスを見分ける事が出来ます!
そして赤い丸で囲った部分にあります、アワビの「歯」を取り除いていきます。
写真のように親指で押し出すようにすると結構簡単に取れます。
この歯も食べられないことはないですし、むしろ地方によっては「アワビの歯の塩辛」と言って高級珍味として楽しまれることもあります!
ここまでくれば下準備は完成です!
アワビのお刺身
アワビと言えば、やはりまずはお刺身で頂きたいところですよね~♪
磯の香りが口に広がり、食感はコリッコリ!
そんなお刺身も下準備の段階までいけば簡単です!
アワビはかなり硬いので、噛み切りやすいように縦に切れ込みを入れ……
薄く切り分けていけば……
アワビのお造りの完成です!
アワビのお刺身をご自宅で頂くなんて、ホント贅沢な時間ですよね♪
アワビステーキ
こちらも非常に簡単♪
格子状に切れ目を入れていき、後は焼くだけです!
熱を通しますと、お刺身とは打って変わって弾力のあるモッチリとした食感になります!
肝も一緒に炒めますと、肝のちょっとした苦味もプラスされて更に美味しくお召し上がり頂けると思いますよ♪
ホント熱を通したアワビはバターとの相性が抜群ですから~!
お手軽簡単にBBQで
面倒な下処理なしで楽しみたいなら、もうそれはBBQ一択でしょうね♪
焼いてバターと醤油を垂らすだけで、旨味が凝縮したアワビが楽しめちゃいますから!
自分で撮影した食べておきながら、写真を見て涎が止まりません(笑)
是非美味しいアワビをご自宅で楽しんで下さいね~♪
まとめ
- アワビは世界に約80種類もある
- テクノロジーの進歩は凄まじい
- アワビ下準備は軍手着用を推奨
- アワビのお刺身はコリッコリ食感
いかがでしたでしょうか?
アワビなんて中々スーパーでは売ってないので簡単には手に入りませんが、テレビで芸能人が食べているとホント美味しそうですよね!
今ではネットで購入することが出来ますので、BBQをする時などには一度取り寄せてみて欲しいです♪
アワビが何枚が届けば、お刺身からステーキからBBQまで全て堪能することが出来ちゃいます!
この記事を読んで頂き、アワビを食べる方が増えれば嬉しい限りです~♪