千葉県の銚子や九十九里で水揚げされる梅雨の時期に旬を迎える入梅イワシを食す!

梅雨のジメジメとした時期って当然雨も多く、気持ちも沈みがちになってしまいますよね。

私は雨が嫌いなので、梅雨の時期は本当に夏が待ち遠しくて待ち遠しくて……

しかし、そんな梅雨の時期であっても私の心を癒してくれるものがあるのです!

それは……イワシ♪

この時期のイワシは入梅イワシと呼ばれ脂が特別にノッていて、こんな美味しいイワシが楽しめるなら一年中梅雨でもいいやと思わせてくれる程の味なのです!(冷静に考えたらやっぱり梅雨は嫌です。)

今回、脂がノリにノッた旬の入梅イワシが手に入りましたので、色々とご紹介を致します!

 

千葉県のイワシ

千葉県の銚子から九十九里浜の海岸沿いを走っていますと、イワシ料理のお店やイワシの【のぼり】をよく見かけるんですよね!

イワシ=千葉県のようなイメージがあるのですが、以前調べてみたところ水揚げ量は1位ではないんですよね。

2019年のデータになるのですが、水揚げ量を確認してみましょう!

出典:水産庁データより筆者が作成

そうなんですよ……

茨城県がダントツの1位なんですよね!

我が千葉県には日本が誇る銚子港がありますので、その力をいかんなく発揮してくれるのかと思いきや……

まあでもですね、こういったものはイメージを植え付けたもん勝ちなんですよ!(多分……いや考え方は間違っている)

なので、千葉県はイワシが有名なんだ~! って言う体で話しを進めていきましょう(笑)

 

入梅イワシ

では本題の入梅イワシについてお話をしていきましょう!

今回入手したイワシがこちら!

やっぱりこの時期のイワシは太っていますね~♪

まだまだブリッブリのヤツはいますが、旬のイワシと言って間違いはありませんね。

まずですが、この入梅イワシとは最近全国で乱発しているブランドイワシではありません。

よくあるじゃないですか? 千葉県で言うところの【釣りきんめ】とか、【かぼすブリ】やら【カキえもん】とか。

最近は何でもかんでもブランド化すればいいみたいな流れがありますもんね。

入梅イワシはこういった類のものではなく、時期的なものになりますね。

例えて言うなら「秋茄子は嫁に食わすな」的な? (凄い上手い例えをしたつもりになっていますが、ピントがズレてる気が……)

要は梅雨の時期のってことで【入梅】! その時期に獲れるから【入梅イワシ】って言う感じです!

なので6-7月頃に千葉県で水揚げされるイワシのみが【入梅イワシ】と呼ばれるんではなく、この時期に獲れたものは入梅イワシを名乗る権利がありますね。

ですが北海道から九州まで、これだけ北と南に長ければ当然場所によって水温は変わり、旬も変わってきちゃいますからどの産地のイワシでも入梅イワシと言ったらちょっと違うかもしれませんね。

これは私の超個人的見解ですが、6月~7月に脂がノリノリのイワシが獲れるってことで……

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「何か格好いい名前付けられないかな~?」

「6月とか7月って言ったら梅雨か七夕しかなくね?」

「じゃあ七夕より梅雨……でも梅雨イワシって水っぽくてまずそうじゃね?」

「うーん……梅雨入り、梅雨入り……」

「あっ、逆にすればいいじゃん! 入梅イワシ!」

こんな感じで決まっていったと思うんですよね。

あっ、これは妄想も妄想♪行き過ぎた妄想ですからねっ♪

まあ何が言いたいかいと言えば……

梅雨時の千葉県のイワシは脂がノッて美味しいよっ♪ って、ことです(笑)

 

入梅イワシを食す

イワシと言いましてもマイワシ・カタクチイワシ・ウルメイワシの3種類があるのですが、今回はマイワシになりますね!

カタクチイワシ・ウルメイワシは旬であっても脂は少なく、煮干しなどの加工用として利用されるので、入梅イワシと言えばこのマイワシを指します。

上から見ると……

身の厚みがありますよね!

試しにこんな感じで切ってみたところ、やはりいいイワシですね♪

身も良い色してますし、何よりも脂ノリが抜群です。

そうですっ!

この赤矢印の先にある両サイドの白い層が脂なんですよっ!

こういった旬の時期になってきますと、ドンドンと脂を蓄えていき皮下がこんな感じになってきます。

身も旬を外れたイワシと比べれば全くの別物と言ってもいい程の旨さです!

もうこの時点で美味しいの決定ですね♪

入梅イワシともなれば、煮付けても・フライにしても、何をしても美味しいんですが、やはりお刺身ですよね!

イワシと言いますと【鰯】と書くように、鮮度の劣化が早いことで有名だと思います。

なので新鮮なイワシでなければお刺身は難しいですが、これはもう千葉県に住む特権と言ってもいいですね(もう今の時代、頑張ればどこにいても手に入れられるのと思いますが 笑)

捌いたお刺身がこちら!

手抜きをして大葉やらツマやらが無く寂しい感じはさておき……(笑)

皮目のテカリが脂の凄さを物語っていますね♪

もうこんなレベルの入梅イワシですと、舌に乗せた時点で脂が溶けだすのを感じる程です。

その脂と身の旨味が口の中で広がり、この鬱陶しい梅雨の憂さ晴らしをしてくれる程の旨さです♪

やっぱり海産物は種類ごとに旬があって、色々なものを一年中楽しめて幸せをくれますね!

 

まとめ

  • 残念ながら千葉県のイワシ水揚げ量は2019年度で3位
  • 入梅イワシは梅雨の時期に水揚げされるイワシ
  • 途中の妄想シーンは根拠ゼロ
  • 入梅イワシはお刺身が絶品

 

いかがでしたでしょうか?

イワシと言いますと、何だかんだで一年中スーパーの魚コーナーに置いてありますが、中々手が伸びないですよね。

しかしイワシは健康面で見れば素晴らしい魚であり、旬の時期のものとなれば私の中でTOP3に入る魚です。

お刺身の判断は難しいですが、スーパーの店員さんに聞けば教えてくれると思いますので、もし見つけたら是非お試し下さい♪

 

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