サザエのお刺身は磯の風味と食感が最高! 活きたサザエの捌き方をご紹介します!
サザエと言いますと、夏にBBQで楽しむ食材のイメージがありますが、皆さんいかがでしょうか?
網焼きですと、表面をサラッと洗い流し、焼くだけで美味しく頂けちゃいますもんね♪
しかしですね、今回は是非皆さんに【お刺身】にチャレンジして頂きたいんですよね!
磯の風味が鼻を通り抜け、貝ならではのコリッコリの食感はサザエのお刺身の醍醐味!
今回はサザエの捌き方をご紹介致しますので、是非一度お試し下さい!
サザエを捌き始める前に
何かサザエって夏を感じますよね~♪
中身のない個人的感想はさておき……
サザエのお刺身を作る前に必ず確認しなければならないことがあるんですよね!
それは、サザエがちゃんと生きているのか?
まあこれに関してはお刺身に限った話ではなく、BBQなどで網焼きをする際にも同じことは言えますが、こちらは非常に大事なことですね!
ではどうやって確認をするのか?
サザエはフタがあるので、「生きているのか? 死んでいるのか?」 は見分けにくいのですが、フタで確認しましょう!
写真のサザエは赤い矢印の部分に隙間があるのですが、この隙間があればここに指を入れて軽く引っ張ってみましょう!
そうすると生きているサザエですと、すぐに自分でフタを閉めて、フタごと奥に引っ込んで行ってしまいます。
これをすれば確実に生きているサザエです。お刺身への準備は整いました(笑)
逆に死んでしまっていると、引っ張ってもデローンと身が伸びきったような感じになり、すぐにフタを閉めません。
しかし基本的に海から出されたサザエはフタをギュッと閉めていて、指が入る隙間すらも与えてはくれません。
そんな時は……
写真の赤い丸で囲った部分を親指で強く押してみましょう!
こちらも生きているサザエだった場合は、フタの脇から泡(空気)を出しながら、ギュッとフタを閉めますので。
反対に死んでしまっているパターンは下記になります。この状態では熱を入れてもダメなパターンなので、諦めて廃棄しましょう。
- フタの部分が下になるようにひっくり返すと、デローンとフタの脇からトロミのある液体が出てくる
- フタの部分の臭いを嗅ぐと、異臭を放っている
①のトロミが出てくるパターンが進化すると、時期に②の異臭を放つパターンに移行します。
捌き始める前にまずはこれを確認していきましょう!
サザエの捌き方
では生きているかを確認しましたら、早速捌いていきましょう!
サザエの殻の表面はフジツボが付いていたり、素手で捌くと危ないので軍手を装着して挑みましょうね♪
まず用意するものとしましては、ステーキを食べる時に使うナイフになります。
ステーキナイフを赤い丸印の部分に、「グッ」と力を入れて差し込んでいきます。
この赤い丸印の部分にサザエの身と殻を結び付けている【貝柱】がありますので、その貝柱を切り落とすイメージですね。
とは言いましても、ある程度元気なサザエはフタでキッチリガードをされますと、ナイフすら入る隙間もない場合があります。
ガードを固められてしまうと、残念ながら攻略方法がなくなってしまいます……
そんな時は時間をおき、「もう攻撃はしないよ~!」と言った雰囲気を醸し出し、サザエをリラックスさせてあげましょう。(本気3割、冗談6割、残りの1割は私の願いです♪)
隙間にナイフが入っても、ガシガシと力任せはいけません。
可能な限り、ナイフを殻に沿って入れていき、切り落としていきましょう。
上手く貝柱を切り落とせますと、こんな感じで身を取り出すことが出来ます。
赤い丸印の部分に貝柱があり、身と殻がくっ付いている感じですね。
実際こればっかりはイメージもしにくいと思いますが、流血騒ぎにならない程度に頑張ってみて下さい(メッチャ不親切 笑)
身を取り出したら、その次に肝を取り出します!
肝は元は身とくっ付いているのですが、結構な確率で残ってしまいます。
上手く貝柱が切り落とせていると、反対にするだけで肝が取り出せますが、くっ付いていることもあるので、その時は写真のように指を入れて殻を指で擦りながら取り出してみましょう。
こんな感じで身と肝を取り出せれば、もう勝ったも同然です(笑)
あとは身とフタをこんな感じで切り分けていきます。
身はフタにビッタリとくっ付いていますので、ギリギリのところに包丁を入れて切り落とします。
これで身を一口サイズに切り分ければお刺身の完成です!
殻の中にサザエの身を入れてしまうと奥底へ行ってしまうので、サザエのフタを入れて、その上に身を置くと写真のようにオシャレになります♪
BBQなどで網焼きにしますとあまり感じないのですが、お刺身のサザエは磯の風味がホントに美味しいんですよね!
そして食感もコリッコリ! いやっ、ゴリッゴリかも(笑)
例えるならば……それは完全にあずきバー♪
あずきバーに弾力を加えたら、サザエのお刺身の食感が再現出来ます。
誰が再現してほしいと言ったのでしょうか(笑)?
ちょっとランクの高かったり、魚介類専門の居酒屋さんに行きますと、サザエのお刺身も食べることが出来ると思いますが、あんまり提供されているお店もないと思いますので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに残った肝はバター醤油で炒めて食べるのがオススメですよ♪
まとめ
- お刺身を作る前には生きているかの確認を
- トロンとした液体が出たり、異臭がしたら廃棄を
- 怪我をしない程度に「グッ」と力を入れてね♪
- あずきバーに弾力があったら、私はかなり好きな食感かも(誰も聞いていない)
いかがでしたでしょうか?
中々サザエを購入する機会もないと思いますが、夏になるとスーパーでも置いていたりすることもあるので、サザエを見かけましたら是非チャレンジして頂きたいですね!
コリッコリとした食感を楽しんで頂き、海を感じるなんて最高ですぜよ!
今後も色々とご紹介をしていきますので、是非お付き合い下さいね~♪