ハマグリの料理レシピ厳選3品! 色々試した結果、一番美味しかった3品をご紹介します!
千葉県の九十九里浜で水揚げがあるハマグリ!
栄養素も豊富でたくさん食べていきたいハマグリですが、頭にパッと思い浮かぶのは酒蒸しなどの王道料理。
ネットで調べてみるものの、ちょっと奇をてらい過ぎたハマグリ料理なんかも多くて断念した経験を持つ方も少なくないハズです。
今回はたくさんのハマグリ料理を食べた中で、私がオススメしたいハマグリレシピ3品を厳選してお届けさせて頂きたいと思います! 基本は素材の良さを大事にしたいので、簡単なレシピばかりです! 是非お試し頂ければと思いますので宜しくお願い致します。
目次
千葉県産ハマグリ
皆さんは「ハマグリ」と聞くとどの位のサイズのものをイメージしますか?
今回ご紹介させて頂きます千葉県産のハマグリってこんな大きいサイズもあるんですが、大体イメージと合っていますか?
私は千葉県に住んでいる年数がそろそろ生きてきた人生の半分位に差し迫ってきたワケですが、千葉県に来るまではハマグリってアサリよりちょっと大きい位のイメージだったんですよ!
海産物に携わる仕事をしているので、今ではこんなサイズのハマグリは当たり前のようになっているんですが、昔のイメージは違かったような気がするんですよね。
とは言ってもこのハマグリはデカ過ぎますが(笑)
今回はこの千葉県産のハマグリの美味しい食べ方をご紹介させて頂きますね!
日本国内で流通するハマグリの90%以上は海外のもの
上下に重なり合うハマグリのような貝を「2枚貝」と言うのですが、この2枚貝の中で一番身近な貝ってシジミになるんですかね?
その他にアサリなんかもありますが、この中で言うとハマグリはいつでもスーパーに売っているものではないですよね。
たまーにスーパーでも販売していると思うのですが、日本で流通しているハマグリの90%以上は海外のものって知っていましたか?
海外産のものの中では恐らく中国産が一番多いと思います!
なのでこの時点で千葉県産のハマグリがいかに希少価値が高いと言うことが分かると思います!
その他の日本産と言うと三重県・熊本県・茨城県程度ですかね。
古来から縁起物として扱われるハマグリ
ハマグリって古来から食べられていた食材なんですよね!
「古来」って言っておけば、「ハマグリは昔から食べられていたんだなぁ~」と終わりそうですが (実はそんな感じで終わらせたい。)、あまりにもフワッとし過ぎててダメですね。
ちょっと調べてみたら縄文時代の時からハマグリを食べていた形跡があったようなので、メッチャ昔ですね!
昨日たまたま長野県の松本城に行って、色々見て回っていたら松本城の展示資料の中にもハマグリがありました!
って、縄文時代から食べられているんだから、当たり前ですね(笑)
はい、そんなハマグリちゃんですが、写真で確認するとこんな感じですね!
こちらは千葉県産のハマグリです!
ハマグリは上下で2つの貝が重なり合って閉じているワケですが、この上下の貝は別のハマグリとはピタッと重なり合わないんですよね。
昔30個位試しにやってみましたが、微妙にですが本当に合わないんですよね……
今でも3月3日の桃の節句では、ハマグリがお吸い物として出されると思うのですが、こういったことから「ピタッと重なり合う人と一生を遂げてほしい」って言う意味が込められているんですよね!
オススメレシピ①【ハマグリの焼き物】
では早速私が食べてきた中でオススメのレシピをご紹介させて頂きたいと思います!
まずは「ハマグリの焼き物」ですね!
「うわー、王道の酒蒸し以外の料理が知りたいですよね?」とか言っておきながら、王道の更に上を行く鉄板料理を出してきたよ~!!
何も返す言葉が……
しかしですね、ただ焼けばいいってもんじゃないんですよ!
って、この状態で何を言っても言い訳になってしまいますので、開き直って進んでいきます(笑)
ハマグリのパッカーン動画
まずはこの動画をご覧になって下さい!
いやー、この動画を撮るために相当な労力を要しています(笑)
1分粘って開かなかったり、「パッカーン」を通り越して「バカーン」と大爆発してみたり(笑)
私の努力を見て頂きたいだけの動画に感じますが、この動画には通常の網焼きの問題点が隠されていたりします。
それは……パーッカーン時にせっかくの旨味エキスがこぼれてしまう点にあります!
この動画はまだ可愛いもんですが、勢いよく開くハマグリはひっくり返ってエキスが全て下に落ちてしまうなんてこともザラにあります!
ハマグリから出てくる旨味エキスはとても濃厚で本当に美味しいので、このエキスを逃してしまうのは本当にもったいないです!
ではそれをどう防ぐかと言いますと……
ハマグリを~、アルミホイルで~……
包んじゃうんです♪
こうすることによって、ハマグリが口を開けても旨味エキスはアルミホイルの中で受け止めることが出来ます!
それを焼いていけばOKです♪
実はこの方法、タモリさんがテレビで紹介もしていたのですが、千葉県では結構普通にやっていたりもします!
焼く際のポイントとしましては、「高火力で短時間」、ここがポイントとなります!
タモリさんは家庭のコンロの上にそのまま乗せて焼いてましたね♪
アルミホイルに巻かずに焼いてしまうと、旨味エキスがこぼれてしまうのもそうなんですが、ドンドン水分が蒸発していってしまうので、身のしっとり感が失われていきます!
この方法ですと、フタをしている状態なので、身がふっくらとジューシーに仕上がります♪
アルミホイルの上にハマグリの旨味エキスがちゃんと残っているのが分かりますよね!
普通の焼き蛤を食べますと、身と汁を別々に食べるような感覚なのですが、この焼き方ですと身を噛みしめる度に、旨味エキスがジュワッと口の中に広がるような感覚になります♪
「こんなのレシピとして紹介するな~!」と、お叱りの言葉を受けそうですが、素材が良いものはシンプルが一番良いんですよ!
まずは “鉄板ネタ” をご紹介させて頂きました(笑)
オススメレシピ②【ハマグリのフライ】
もうこれ以上王道のレシピを紹介するワケにはいかないので、内心ビクビクしてます(笑)
これもレシピって言うほど、凝ったものではないのですが、2品目は「ハマグリのフライ」です!
中国産のものはサイズが小さかったり、身が痩せているものがあるのでシジミのように出汁を取ることがメインになってしまう場合がありますが、千葉県産のハマグリは出汁も当たり前のように美味しいですが、身も本当に美味しいです!
こちらの作り方としましては、【生のハマグリの身を揚げる】ことが重要になってきます!
貝殻を開かせるためにボイルしたものから作ってしまうと、身から旨味エキスは抜けてしまっていますし、ボイルと揚げで2回熱を通すことになるので、身が硬くなってしまいます!
でもビッチリと閉じたハマグリから身を取り出すなんて難しいと思いますよね?
これをすれば簡単に身を取り出すことが出来るんです♪
30秒から1分程、電子レンジでチンすればOKなんです♪
電子レンジでチンをしますと、上の写真のようにハマグリの口がチョコッとだけ開きます! そして身にはまだ火が通っていないので、旨味エキスを逃していません。
とは言っても多少はエキスが出てしまいますが、それ位は大目にみましょう(笑) プロは生きた状態からパパッと開けてしまいますが、それは私も無理です。。。
写真の赤い丸の部分が貝柱と呼ばれる所で、この貝柱が殻と上下4か所でくっ付いていますので、ご家庭ですとステーキナイフで切り落としていくと良いかもしれません!
こんな感じに取れればOKです! まあこの写真のハマグリも綺麗に取り出せたとは言い難いですが、その辺はご愛敬と言うことで(笑)
このハマグリに小麦粉とパン粉を付けて揚げれば~!!
外はカリッと、中はジュワーの「ハマグリのフライ」が完成です♪
レシピと言うからにはハマグリを何個用意して、油は何度で何分揚げて~……
と、詳細をお伝えしなければなりませんが、以前もお伝えしました通り私は雰囲気で作り上げます(ドヤ顔っ)
「黙って材料とか作り方書け!」と、言われそうですが、小麦粉と卵とパン粉付けて揚げれば絶対に旨く出来ますから~(笑)
もし気になった方は、インターネットで「揚げ物 作り方」と調べますと、たくさんの作り方が出てきますので、検索してみて下さい (マジで黙ってレシピ書け)
いやっ、本当にですね、素材がとてもいいのでパパッとやるだけで本当に美味しいんですよ!
揚げすぎると身が硬くなっちゃうので、気を付けて下さいね~♪ (そうなりたくないから、何度で何分揚げるのか書けって言ってるんだよ 笑)
オススメレシピ③【ハマグリのリゾット】
はい、この調子で進めていきたいと思います(笑)
最後にオススメしたレシピは「ハマグリのリゾット」です♪
いやー、私ですね、リゾットってあんまり好きじゃなかったんですよ! なんか、せっかくのご飯のモチモチ感を無くして何が美味しいんだと!
でも最近気づいたんですよ!
今まで作っていたリゾットっぽいものは、私がグツグツやり過ぎて「おじや」になっていたんだってことに(笑)
リゾットがおじやになるやつのオススメレシピなんか聞きたくないわっ! と、思われるでしょう! はい、私もそう思います(笑) でもそれもこれも若気の至り♪
失敗をして人間は学びますからね!
「今まで好きじゃなかったリゾットを、オススメ厳選3品として紹介する程好きになったなんて、私も作ってみたい!」
そんな勘違いをして受け止めてくれる方、どなたかいらっしゃいませんか(笑)??
ハマグリの濃厚な旨味エキスをお米が全部吸い込んでくれるので、本当に旨いんです♪
チーズの濃厚さもプラスされてくるので、これは家庭で食べる味ではないです! ザギンの高級レストランで食べる味です(笑)
薄々気付いていらっしゃる方もいると思いますが……
このハマグリのリゾット……なんとなくの調理方法さえ書きません(笑)
今はですね~、本当に便利な時代ですよね! ネットで調べればリゾットの作り方なんて、星の数ほど出てきますからね(笑)
あっ、ちなみにこんな体たらくな私が言うのも何なんですが、私結構、料理作るの好きですが何か?(笑)
まとめ
- 千葉県産のハマグリは大粒
- 千葉県産のハマグリは身もジューシーで美味しい
- レシピと言えるほど細かい情報は乗っていないが、味は本当に美味しい(笑)
- 困った時にはインターネットで検索を(笑)
いかがでしたでしょうか? 色々とハマグリのレシピを試してきた私がご紹介する厳選3品は?
細かいレシピを記載せず、大変申し訳ございませんが、全て私が作って写真を撮って、食べた料理です(笑) 味は絶対保証します!!!!
ハマグリのフライなんかは、サイズの小さいものからだと中々作りにくいと思いますが、ハマグリの濃厚な出汁が味わえるリゾットなんかは、小さいものでも作れますので、是非試して頂きたいです! 欲を言いますと、千葉県産のハマグリで全て楽しんで頂きたいですが(笑)
これからも千葉県産の美味しい海産物をご紹介させて頂きますので、嫌いにならないで下さいね~(涙)
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