何が凄いのか分からないド素人がチバニアンに行って地球の尊さを感じてきました!
2020年1月……国際学会で地質時代の名称が【チバニアン】が決定!
当時は千葉県のみならず全国的にも報道され、大々的なニュースとなっていましたよね♪
まあ私も歓喜に沸いた千葉県民の一人(言い過ぎたかも……笑)ではあったのですが、正直どの辺りが凄いことなのかは未だに人に説明出来るレベルではないんですよね。
そんな知識レベルでは千葉県民として恥ずべき事態……
「本気で勉強をしにチバニアンへ行ってきました!」と言いたいところですが、たまたま近くを通ったのでチバニアンを学んで参りました(やる気ナシ 笑)
チバニアンのある場所
あたかも昔から場所を知っていたかのように語りだす私も実は詳しい場所がどこなのかは分からなかったんですよね(あははっ♪)
冒頭で書いた通り、今回は特に行く予定もなかったのですが、田舎道を走っているとたまたま看板を見つけて伺ったと言う感じです♪
では早速住所を確認していきましょう!
こちらはチバニアンが実際に見れる住所ではなく、チバニアンの資料などが展示されているビジターセンターと呼ばれる場所のものとなります。
実際の【チバニアンビジターセンター】がこちら!
もっと凄い展示場かと思いきや、ただのプレハブ小屋です……(悪意はありません 笑)
チバニアンって当時はかなり報道されていて、そこから数年経過しているもののまだまだ賑わっていると思ってましたが……
駐車場には車が一台。
これから私はチバニアンに向かっていくのですが、現場を含め誰とも会うことがなかったので、この車は多分関係のない車と思われます……
まあ平日に伺ったのでね、ビジターセンターも閉まっていましたのでね……
ビジターセンターの横にあったこちらのチラシと共に勉強して参りましょう♪
いざ、チバニアンへ!
誰もいないので本当のチバニアンは別の場所にあって、ここのチバニアンは偽物なのかと半信半疑のままLet’s GOです♪
この何とも言えない手作り感がいいですね♪
もう少し山道を下ってチバニアンに向かうと思っていましたが、最初の方は道も舗装されていて特別な場所感はほとんどありませんでしたね。
途中にはこういった説明が書かれている看板!
熟読してみるものの、思うことはただ1つ……「凄いな~♪」(歩道に出来た水溜まり位浅い…… 笑)
だって……十分に凄いことは分かるのですが、77万年前とか想像すら出来ないレベルじゃないですか?
77万4000年前〜12万9000年前の時代名を【チバニアン】と呼ぶことになったわけですが、この期間だけでも60万年もあるんですよ……
人間が生きる100年なんて地球の歴史からするとね……そんなことを考え出すと意味が分からなくなってきてファンタジーの世界と感じてしまう私です(笑)
駐車場から10分程歩いて、ようやくチバニアンがある養老川沿いに到着です!
「滑っても転んでも全て自己責任」
気を引き締めて行ってきます!
チバニアン
こちらの養老川沿いにあるのが【チバニアン】ですね!
この上の写真今気付いたんですが、虹がかかってません?
チバニアンと虹
もしかしたら私はとんでもない写真を撮ってしまった可能性が……どなたかご連絡お待ちしています(笑)
この日はホントにたまたま行くことになったので、どの辺りが【チバニアン】感が強いのか分からず……
カッコいいモニュメント的なものがあったので、一応撮影♪
というか、下の写真にも虹が……♪
吉報待っています(今年のおみくじでは “待ち人来ず” と書いてあった私が待ってます 笑)
終わってから勉強しましたが、地層に刺された赤と黄色と緑の杭の場所で磁場が逆転したってことのようですね。
今更ではありますが……【チバニアン】を真面目に知りたい方は専門家が書かれている記事をご覧になった方がいいと思いますよ(無責任の極み 笑)
正直ね、こんなド素人が偉そうに語ったところで恥の上塗りになってしまうのでね♪
でも地球そのものが持っている磁性が逆転するってのも凄いのか何なのかもう意味が分からないですよね……
それもその周期がランダムで規則性も全くなく、10万年で逆転した時もあれば、3000万年間に渡って逆転しなかったこともあるなんて。
地球磁場逆転期の地層が最もよく見ることのできる場所は、地球上でイタリアとこの市原市にあるチバニアンだけのようですからね。
実際に行って、少し勉強をしましたが、行く前より余計に訳が分からなくなりました(笑)
菩薩の素掘りのぞき穴
凄いことが分かったチバニアンでしたが、同時に凄すぎて何が凄いのかが分からなくもなりました(笑)
そんなチバニアンのすぐ近くには素掘りトンネルがあります!
【菩薩の素掘りのぞき穴】
私もね、写真をバシバシ撮ってトンネルについても少し書こうかなぁ~なんて思っていたんですが……
この素掘りトンネルをメインにSNSとかあげてる方がこれでもかって位いらっしゃるんですね……
そして素掘りトンネルって千葉県に多くあるらしいですね♪(千葉県の事は何でも書こうと思っている私ですが、こればっかりは興味が……笑)
中にはこのチバニアンに来ておきながら「チバニアンには興味がないので、早く菩薩の素掘りのぞき穴に行きましょう」なんて方も……
そんな方達がいらっしゃるなんて初めて知りましたが、圧倒的絶望感の為もうこの話しはやめます(笑)
(仮称)チバニアンガイダンス施設
これも当日終わってから知ったのですが、現在あるビジターセンター付近を整備して【(仮称)チバニアンガイダンス施設】と言うものを作る予定があるらしいですね。
建物の基本設計は世界的な建築家である隈研吾様がされているようで……
開館は2026年度の予定、市は当初試算で遊歩道の整備なども含めて15億円を見積っているそうです。
ここでド素人の私から一言。
絶対にやめておけ(笑)
ちなみに15億円の内訳を見てみると……
建物本体8億円、展示関係2億円、地層まで約500メートルの遊歩道整備などに5億円
500メートルの道を整備するのに5億円って道にダイヤモンドでも散りばめる気なんですかね?
凄い場所ですし、地球規模で重要な場所と言うことはド素人の私でも分かりますが……
平日ですが私一人しかいない(この日だけかもしれませんが……)場所にオシャレな建物作った所で維持費だけが垂れ流しの状況になるのは火を見るより明らか。
そんなことより、悪さしようと思えばいくらでも出来るチバニアン自体の維持や補修にお金かけた方がいいと思いますケド……
ただロープが張ってあるだけで、誰でも触れることが出来、やろうと思えば傷つけることだって出来ちゃいますからね……
一応カメラがあり撮影をしているそうですが、何か起きてからではどうにもなりませんよ。
まあでも当初かなりの批判が起きて、想定以上の経済効果を生んだ能登町にある巨大スルメイカのモニュメントの例もありますからね……
でも正直これは無駄過ぎると思います。
まとめ
- チバニアンを一言で表すと……凄いっ♪
- でも凄すぎて凄いのかが分からなくなる
- 地球の偉大さや尊さを感じた(多分 笑)
- 税金の無駄遣い
いかがでしたでしょうか?
ほぼ何の知識もないまま伺ったチバニアンは知れば知るほど凄さが分かりましたが、凄すぎて最終的には本当に凄いのかすら分からなくなりました♪
しかしあんな場所に15億円もかけて誰が行きたくなるんでしょうね……
少なくとも「隈研吾様が設計した建物だからチバニアンに行こうよ!」とはならないと思うんですけどね。
以上、誰もいなかったチバニアンからのご報告でした(嫌味 笑)